【私が海外部に？】中年ビジネスマン初めての英会話スタートガイド

この記事ではそんな要望にお答えします。最短ルートで仕事の現場で使える英会話を手に入れるためのスタートガイドです。

今や余程の地域密着型事業でなければ日本国内だけで完結するビジネスは少ないですね。社内公用語の英語化まではいかなくても、販売・営業でも購買でも生産でも海外へのシフトや連携が欠かせない世の中です。

そんなご時世ですから、長年にわたって国内向けビジネス携わってきた方でも、ある日突然に海外事業部門に異動になることは珍しくありません。むしろ国内事業にとどまる方が珍しいかもしれません。

特にアラフォーや40代以上のビジネスパーソンの場合はいきなりそれなりのポジションで異動することも多いはず。そんなとき、こんな場面に遭遇するはずです。

この記事では、アラフォーや40代で思いがけず海外部門に異動になったベテランのビジネスパーソンが、３か月後には冷や汗をかきながらで上記の場面で対応できる方法がわかります。

40代中盤で海外事業部に異動となり、英語でのコミュニケーションの必要に迫られた私が、短期間で本気で英会話に取り組んだ経験をもとに、短期上達のための勉強法をご紹介します。最短でビジネスに使えるレベルの英会話能力を手に入れる方法がわかると思います。

とくにビジネスでは英会話はコミュニケーションツールですので、上手かどうかではなく伝わるかどうかを重視して取り組む必要があります。この記事では私の経験を踏まえて効果的な実践方法をご紹介します。

44歳で社内の異動により海外事業部に移動となり、必要に迫られ初めて本気で英会話を始めてオンライン英会話のおかげで短期間で英語プレゼンや英語の打ち合わせができるようになった秘訣をご紹介します。

❶ この方法を実践した結果

もちろんペラペラにはなりませんが英語によるコミュニケーションができるというレベルになります。

さらに、

業務での必要性から流暢な発音よりも実務で使える英語コミュニケーション向上を求め３年間実践した結果

❷ 大事なマインドセット

短期間でビジネスの場で使える英語を習得したい皆さんが最初に気づいておくことがあります。それは、英会話を学ぶ目的です。

【まずは質問です】

あなたは英会話を学ぶ目的として次のどちらを目指していますか？

両方を目指すことができればよいですが、今すぐ仕事で使えるビジネス英会話を短期間で習得したい場合には、②相手に英語で自分の主張を理解してもらいたい　ということではないでしょうか。

心のどこかでずっと縛られていたこと、

という先入観を取り除くことで英会話能力は驚くほど短期間で上達します。

日本人のほとんどは長く英語を勉強してきていますので、既に自分の中に英語能力を持っています。特にTOEICである程度の点数を持っているのに英語が話せないという方は、すでに自分の中にある能力を開放するだけです。

なぜそれが言えるかというと、私が実際の仕事で外国人と英語でコミュニケーションする中で気づいたからです。ここでは２つの大事な気づきを共有します。ビジネスで使える英会話を学ぶ上で、きっと心が軽くなると思います。

私も仕事の上で接する人たちは、フランスなまり、ドイツなまり、中国なまり、タイなまり、インドなまり、そして日本なまり、

さらには英語のネイティブと言われる人たちでも、シンガポール人なまり、アメリカ人なまり、オーストラリア人なまり、といった具合にそれぞれが違う英語を話します。これは個性といったほうが適切かもしれませんね。お互いに違う英語を話すことを前提として理解しようと努力することがコミュニケーションには大事です。

日本人が日本語っぽい英語になるのは仕方がありません。これは外国語大学出身者でも同じです。たとえ海外駐在者でもしばらく使わないとすぐ戻ります。小中学校をアメリカで過ごしたひとは別ですが。

これは日本語で考えて英語で話している証拠です。英語で聞いて、英語で理解して、英語で話すといった英語脳が英会話の上達には必要と言われるのを聞きますが、このレベルを短期間で目指すのは大人にはハードルが高い。ましてやアラフォーや40代にはかなりハードルが高いといえます。

❸ やるべきことはたった２つ

スタートの３か月と、その後もやるべきことは単純です。

なぜなら、英会話が上達するためには実際に英語で会話をしてアウトプットすることが最も大事ですが、頭の中に英語の会話フレーズがないことには口から言葉が出てきません。また、会話フレーズを頭の中に覚えているだけでは、いざという時にコミュニケーションには使えません。

ですから、極言すれば、①のよく使う英語フレーズを覚えて、会話で定着させる。これだけで英語コミュニケーションは飛躍的に上達します。その結果として、英語が聞こえてくるようになるのを実感することになるはずです。ですから、特に①に重点を置くことが大事だと考えています。

ここまで理解いただけたら、次は具体的な実践方法です。

❹ ５つの勉強方法の組み合わせとは

私も勤務先の日常コミュニケーションは日本語でしたので、勤務時間以外の時間を有効活用する必要があります。限りがある時間とスキマ時間でサイクルを回すために実践したのが、ハイブリッドな勉強方法です。具体的には下記の５つの勉強方法になります。

５つの上手な組合せ　とは？

の組合せになります。

短期間で英会話を上達するにはひとつの方法だけではなく、様々な手法やツールを組み合わせてハイブリッドに学習すること　がポイントです。

定番ですが海外事業部への転勤が決まり、やはりまずは英会話教室に通ってみました。キャンペーンもあり職場の近くの大手英会話スクールを選びました。

良いところは、

① 教材がしっかりしている

週に1回の少人数グループでのレッスンでしたが、教材が良くできていて予習しっかりするとフレーズが覚えられてよいと感じました。

② アプリでシャドーイングで定着

生徒用アプリのような音声教材があり、リピートとシャドーイングが可能で基本的なフレーズを暗記できます。しっかりと予習と復習してレッスンに臨むことで、よく使うフレーズをあらかじめ習得することが可能です。

③ 日本人講師

通常クラスは講師が日本人ですので、今まで経験がない英会話という世界の入り口としては入りやすいです。いきなり外国人とマンツーマンで英語のみでレッスンするのははーどるが高いですから、英会話の世界に入るための入り口として英会話教室は飛び込みやすく、ここから入ったのは正解でした。

とはいえ、短期間で実践的な英会話の上達が必要な私にはスピードが足りず、場数をこなすべくオンライン英会話に移行しました。

英会話を本気で上達したい人は必ずやるべきです。いろいろなオンライン英会話がありますが、私は大手のオンライン英会話に入会して３年間続けました。オンライン英会話はどの会社も２回から数回の無料体験レッスンが受講できるので、フィーリングが合えばひとまず始めるべきです。

毎日外国人と話すことで経験値が急速に上がりあっという間に上達が実感できる

という点に着きます。私が短期間で英語が話せるようになったのはオンライン英会話のおかげだと思います。

オンライン英会話の仕組みとしては、❶スカイプなど無料ツールを使って、❷１レッスン２５分、❸基本的に毎日受講できる、❹講師はネイティブまたは英語が話せる外国人、という感じです。始めて間もなく文化の違う人たちと話すのがだんだんと楽しくなり、レッスンを１日２回に増やしたり、講師をネイティブにしたりといろいろ試みてみて飽きずに続けることが出来ました。

実際に口に出して会話する、①英会話教室⇒②オンライン英会話が上達のための基本になりますが、いくら場慣れしても自分の中にフレーズが無いことには言葉が出ません。併行してよく使う会話フレーズを覚えることが必須になります。

とはいえ、難しいフレーズを沢山覚える必要はなく、私はほぼこの１冊で充分でした。この１冊もすべて覚えたわけではなく、会話シーンごとに使いそうなフレーズ、かつ覚えやすいそうなものを選んで覚えるようにしました。

次は耳から入れるほうです。通勤中にこちらの”English Radio”という無料アプリを使って英語を聴いていました。世界のニュースや番組など良質の英語素材がすべて無料で聞き放題です。

特にお気に入りは、この２つ

＊VOA: Voice of America

英語のニュースで初心者向けのゆっくり話すニュースがあります

＊TED Talks

有名なスピーチのチャンネルです。ネイティブ以外のいろいろな英語が聴けるのでビジネスに近く実践的です。

TOP４０やジャズなどの音楽系もチャンネルも充実しているのでスマホに入れておいて損はないです。

電車の中やちょっとした隙間時間に単語やフレーズをゲーム感覚で覚えることが出来ます。有料のもの無料のものいろいろあるので探してみると楽しいと思います。

という要望に私の経験を踏まえてお答えしました。ポイントは、

ビジネスは待ってくれませんので、今すぐにスタートすることが大事です。何もしないと何も変わりません。思い立ったらすぐ動き出しましょう。未来が何か変わるはずです。

Good Luck!